┏そう、それは白夜の事、
┃透けた羽根をもがれた妖精が、
┗六十六もの罪を抱えて、歌っていた。

OFFENBACH x2 子羊を数え終えた朝
   ・    木枯らしが靡く広場まで
   ・    駆けようも躊躇えば解毒

OFFENBACH x2 盗賊を捕らう罰の檻
   ・    宵月が泳ぐ雲間には
   ・    香水の淡色も微毒

OFFENBACH x2 紫の林檎から揺らぐ
   ・    楔をも弾く蜃気楼
   ・    溜め息で零れても無毒

OFFENBACH x2 (Reprise)

彼の頭中には古典的な音等はありゃしないさ
現代の手法で掘り進めたところで

天の御国から授けられた魂は蹴りゃしないさ
地の底を御国は如何に好もうものか

┏さぁ、怖くはないよ。
┗殿下の為に、薔薇を摘みに行こう。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

歌劇「オッフェンバック」

閲覧数:31

投稿日:2022/06/06 22:52:14

文字数:374文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました