重い前髪 陰る朝の光
首をすくめて 早足で歩く
胸の灯火 静かに揺れ動く
白い息 冬霞

三時間目 数学よりも 君の瞳映す空と校庭
呼ばれたかも 気づかぬほど 全部全部
吸い込まれていく

幸せそうな横顔の
隣にいたら僕はきっと
ふやけた雪だるまみたいな顔で笑うのかなぁ
一面に積もる銀の丘
一歩踏み出してみようか
マフラーを少しだけ緩めて
すぅっと息を吸い込んだ

尻尾の先を踏まれた猫みたいに
開きかけた喉がきゅっと閉まる
タイムアウトを告げる始業チャイム
おとなしく開くノート

三時間目 体育は隣の組 エースストライカーのシュート
ホイッスルで 慌ててめくるページ 
引き戻される現実

幸せそうな横顔の
隣にはいないんだきっと
目は口ほどにだね
胸の奥にそっとしまい込んだ
もう言えないよね 僕のregret
知ってしまった 君のsecret
雪のように白い頬が
そんなにも色づくだなんて

来年の今頃はどこにいて何していて
誰かの隣を
歩けてるかな
また君みたいな人と出会えてるかな

幸せそうな横顔の
隣にはいないんだきっと
教えてくれてありがとう
灯火のあたたかさを
風冴ゆる冬曙の空は
すがすがしいほど凍晴
マフラーに唇うずめて
君の隣を駆け抜けた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

silent

かぎしっぽ様の【宮舞モカ】silent(仮)【オリジナル曲】歌詞募集~11/30に応募させていただいた歌詞です。
https://piapro.jp/t/hKns

想いを伝えないという選択について。

素敵な機会をありがとうございました。

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閲覧数:62

投稿日:2025/11/30 01:58:12

文字数:534文字

カテゴリ:歌詞

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