無色でも有色でもない僕の白は 一帯を食い尽くしていく様に見えた
この白は全部僕が回している
何にも反射せず 時に苦しみを伴う白は僕を離さない
それはそうだよ こんな手じゃ何も掴めない
見つけてさえ貰えないんだ
痛む空っぽの心に描いた夢は

「ボクに出会いたい」


暖色でも寒色でもないボクの眼は 透き通るように景色を映すけれど
その眼は双方押し潰された
何にも呼応せず 時に痛みを伴う瞳はボクを殺さない
それはそうだよ こんな眼じゃ誰の景色も願えない
見つめてさえ貰えないんだ
咽ぶ涙の眼が訴える本当は

「ボクを捨て去りたい」

★☆
偶然 必然 星の廻りに導かれて
願いは重なり叶えられて Ah
ボクを捨て去り、僕が拾うの
少しだけ矛盾を孕んで

繋がる 重なる ひとつ

たったひとつのふたりだから きっと何処までも一緒だよ
いつまでも背中合わせのふたりだよ
分かち合えないよ
同じなだけのひとりだよ

きっとそうだよ ボクは君に優しくしたいのに
同じ景色が見えないんだ
ね、泣いてるの? 孤独なアルファルド

「本当のボクを知りたい」


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

たったひとつのふたり

ふたりでひとつなのに孤独なお話。
二人が分かつには、さて。

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投稿日:2008/12/26 20:02:03

文字数:478文字

カテゴリ:歌詞

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