今から話すのは嘘偽りひとつもなくてさ
僕からのお願い笑わないで聞いていてください

昔から僕は負い目を感じ生きてきたんだ
そんな自分が好きになれず困っていたんだ
けれど生きるしかない 過ごすしかないし
でも嫌いなのは変わらない
ある日決意してそんな自分を自らで殺したんだ

あの日あの時あの瞬間から変わっていったの
世界のみえ方だって
周りにみえる色も
あの日あの時あの瞬間から変わっていったの
何もかもが眩しいくらい
輝いてみえるようになった

でもその効果は直ぐに僕に終わりを告げた
次第にしんどくなってきた あぁどうしようか
どのキャラを演じてもあの子には勝てなかったの
無理を承知で始めてみたつもりだったのに

仮面はいつか取れてしまうらしい
それなら自分から外そう
偽って生きるのはよくないな
演じるのはやめだ

口では言ってみたものの実行するのは難しい
自分に似た人に出会って突然吹っ切れたんだ
あぁ

あの日あの時あの瞬間から変わってしまった
本当の僕はどこ行ったの
本来の姿探してる
あの日あの時あの瞬間から変わってしまった
心の仮面を取り去り本来の姿で話そう
「お互い外せれば怖くないでしょ」
「案外いけてるね」
「素のあなたでいいんだよ」と
その言葉に僕は救われた