歩いてく度に遠ざかるあの駅
一度だけ君を抱きしめたあの日
思い出ばかりなぞったって
過去には戻れないのにね
ぽっかりとあいた心の穴
埋めることはできなくて
僕の前で涙を浮かべて
俯いてた君に
貸せる胸もかける言葉さえも
僕にはなかったんだ
そうして僕を置いて季節は
君のいない春に変わってた
ひとりになって気付いたよ
部屋の狭さと孤独の弱さに
始めて撮ったふたりの写真
緊張で笑顔がぎこちないけど
肩を寄せれば届く距離は
今ではもう届かない距離
恥ずかしいくらい好きだって
君に言えたら良かったのに
ぼんやりと空を見つめても
廻るのは後悔だけ
夢の続きを見ようとしても
現実に戻るのは
呆れる程馬鹿だった自分を
美化しようとしたから
どれだけ願えば届くのだろう
あの日の自分に変われること
ひとりはやっぱり淋しくて
捨てれないアルバムを開いた
ファインダーの先に写る未来
もうセピアに色褪せたけれど
目を閉じたら蘇るあの瞬間
今もまだそばに感じてる
白い息を吐いて歩いた散歩道
街灯が僕だけを照らしていた
君の左手を温めるポケットは
僕の両手だけを温めていた
コメント0
関連する動画0
ご意見・ご感想