A
街を照らす月明かり 横目に見た
その明るさが今 孤独を加速する
一人 雪降る中惨めに歩いた
胸の底 触れたのは

B
涙も痛みも寂寥も
散らしてくれる様な
優しい熱さと 悲しいワルツが
混ざり合う

C
たった一度のプレリュード
2人を白に染める
歪みきった 哀などもう無いのだから

S
会いたくて あなたに会いたくて
凍えた心が 融けてく
愛しくて 全てが愛しくて
永劫この手を握って いたいというのに
馬鹿げた運命が重なる


A
街を照らす月明かり 今は
皮肉に歓喜と悲哀の灯火を 顔へ向けた


S
行かないで どこにも行かないで
あなたの冷たい手を引く それでも夜明けは
無情に近づいて

B
風も雪も何もかもが
背中を押し出した
冷えた体と 迫る終わりが
共鳴する

C
きっと最後のセレナーデ
それなら僕の夢は
儚くも 輝く星へと変わる

S
切なくて こんなに切なくて
心があなたを求める
このまま時間よ
止まってくれたら 嗚呼

S
抱き寄せて 私を抱き寄せて
全てが 壊れてしまうの
行かないで それでも行かないで
本音を冷たく閉じ込め あなたの影すら
瞬きする間に消えてた

A
街を照らす月明かり 横目に見た
その明るさが今 孤独を加速する


(以下ひらがな歌詞)

A
まちをてらすつきあかり よこめにみた
そのあかるさがいま こどくをかそくする
ひとり ゆきふるなかみじめにあるいた
むねのそこ ふれたのわ

B
なみだもいたみもせきりょうも
ちらしてくれるような
やさしいあつさと かなしいわるつが
まざりあう

C
たったいちどのぷれりゅーど
ふたりをしろにそめる
ゆがみきった あいなどもうないのだから

S
あいたくて あなたにあいたくて
こごえたこころが とけてく
いとしくて すべてがいとしくて
えいごうこのてをにぎって いたいというのに
ばかげたさだめがかさなる


A
まちをてらすつきあかり いまわ
ひにくにかんきとひあいのともしびを かおへむけた


S
いかないで どこにもいかないで
あなたのつめたいてをひく それでもよあけわ
むじょうにちかづいて

B
かぜもゆきもなにもかもが
せなかをおしだした
ひえたからだと せまるおわりが
きょうめいする

C
きっとさいごのせれなーで
それならぼくのゆめわ
はかなくも かがやくほしへとかわる

S
せつなくて こんなにせつなくて
こころがあなたをもとめる
このままじかんよ
とまってくれたら ああ

S
だきよせて わたしをだきよせて
すべてが こわれてしまうの
いかないで それでもいかないで
ほんねをつめたくとじこめ あなたのかげすら
まばたきするまにきえてた

A
まちをてらすつきあかり よこめにみた
そのあかるさがいま こどくをかそくする

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

タチユキ

sotaro様の作品 https://piapro.jp/t/qE6N への応募歌詞です

歌詞の修正も承ります


「人間の少女と、春になると消えてしまう雪の精の恋物語」をイメージした歌詞です。時が経つことにより深々と心を抉られる状況にいる2人は、立ちゆくという言葉に合ってるかなと思いました。


読み方・発音等はおまかせいたします。(「いたいというのに」を「いたいとゆうのに」と歌わせる 「無情」を「むじょお」と歌わせるなど)

閲覧数:133

投稿日:2024/01/24 21:06:33

文字数:1,178文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました