【A1】
目の前に示されてた
真っ直ぐな　レールの中

疑わず足掻きもせず
僕達は　歩いていた

【B1】
「当たり前だ」って　言い聞かせて
はみ出すことも知らず

【S1】
間違えた　自分を選べなくて
理不尽な　世界に身を委ねた

一度だけ　この心の向く方へ
動き出すことが出来たなら

～間奏～

【A2】
降り出した雨の中を
傘を投げ捨てて　走れ

【B2】
馬鹿にされたって　僕は　僕は
留まることを知らないから

【S2】
間違えた　自分を許せるなら
探してた　何かが見つかるのさ
きっと

～間奏～

【C】
否定され型に嵌められ
僕達は自分を殺す

意味のない「正しさ」なんて
その腕で捻じ伏せて

【S3】
間違えたままでも構わないさ
踏み出した先へシフトして

偽りの　世界を覆して
朽ち果てた　想いを巻き戻して

張り上げろ　胸に秘めたその声
逆様で裏表のない世界へと
続くから

――――――――――――――――――――――
以下、平仮名。（内は１音で２文字です）

【A1】
めのまえに　しめさ　れてた
まあすぐな　れえる　のなか

うたがわず　あがき　もせず
ぼくたちわ　あるい　ていた

【B1】
あたりまえだあて　いいき　かせて
はみだすことも　しらず

【S1】
まちがえた　じぶんを　えらべ　なくて
りふじんな　せかいに　みをゆ　だねた

いちどだけ　このこころのむく(ほお)え　《(ほお)え》
うごきだす　ことができたなら

～間奏～

【A2】
ふりだした　あめの　なかを
かさをなげ　すてて　はしれ

【B2】
ばかにされたあて　ぼくわ　ぼくわ
とどまることを　しらないから

【S2】
まちがえた　じぶんを　ゆるせ　るなら
さがしてた　なにかが　みつか　るのさ
きいと

～間奏～

【C】
ひていされ　かたにはめられ
ぼくたちわ　じぶんをころす

いみのない　ただしさなんて
そのうでで　ねじふ　せて

【S3】
まちがえた　ままでも　かまわ　ないさ
ふみだした　さきえ　しふとして

いつわりの　せかいを　くつが　えして
くちはてた　おもいを　まきも　どして

はりあげろ　むねにひめたそのこえ　《こえ》
さかさまで　うらおもてのない　せかいへと
つづくから