幾度青い季節が咲こうとも 冷えた身には陽気がまだ慣れぬ
「次はその背中に何を背負う?」 花は悪戯に急かす

されど僕は変わる気にもなれず 忙し忙す軌跡を書き留める
春に押し流され冬は過ぎた 花は白無垢に嘲笑う

時の流れは残酷で 置いてけぼりは当たり前
限りある理解はあるも 踵が動かなくて

桜舞う 空と 萌ゆる木々に映えた
その色を忘ることは叶わぬようだ
桜舞う 僕は 立ち尽くしていた
在るはずの 道は 五月雨に濡れ切った


幾度青い季節が咲こうとも それは新しき時代を連れて
次は次は何処へと走らせる 暫し、あぁ嫌になるな

幸の記憶を反芻して 静止画を刷りつつ手前
その先に踏み出す足を 航海させて仕舞い

桜舞う 空と 萌ゆる木々に映えた
その色を忘ることは叶わぬようだ
桜舞う 僕は 立ち尽くしていた
在るはずの 道は 五月雨に濡れ切った

桜散る 君と 歩き終えた道は
この先も澱むことはないのだろうな
桜散る 君は 最後を濁さずに
耐え難い 春に その身を委ねた


~かな~

いくどあおいきせつがさこうとも ひえたみにわようきがまだなれぬ
つぎわそのせなかになにおせおう はなわいたずらにせかす

されどぼくわかわるきにもなれず せわしせわすきせきおかきとめる
はるにおしながされふゆわすぎた はなわしろむくにわらう

ときのながれわざんこくで おいてけぼりわあたりまえ
かぎりあるりかいわあるも きびすがうごかなくて

さくらまう そらと もゆるきぎにはえた
そのいろおわすることはかなわぬようだ
さくらまう ぼくわ たちつくしていた
あるはずの みちは さみだれにぬれきた


いくどあおいきせつがさこうとも それはあたらしきじだいおつれて
つぎわつぎわどこえとはしらせる しばしああいやになるな

さちのきおくおはんすして せいしがおすりつつてまえ
そのさきにふみだすあしお こうかいさせてしまい

さくらまう そらと もゆるきぎにはえた
そのいろおわすることはかなわぬようだ
さくらまう ぼくわ たちつくしていた
あるはずの みちわ さみだれにぬれきた

さくらちる きみと あるきおえたみちわ
このさきもよどむことわないのだろうな
さくらちる きみわ さいごおにごさずに
たえがたい はるに そのみおゆだねた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

応募用)幾度青い季節が咲こうとも

Sorutoさんの作品宛の応募歌詞です(*'▽')
3/29 修正しました。

閲覧数:145

投稿日:2024/03/29 17:46:09

文字数:971文字

カテゴリ:歌詞

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