燃える思いは私の全て
恋に焦がれてこの心
早鐘のように鳴り響く


彼女は八百屋の看板娘
眉目麗しい可憐な乙女
毎日健気によく働いて
町で評判の器量良し
そんな彼女が恋焦がれるは
若い羽織りのお侍


町に鐘が鳴り響く
どこかでなにかが起こったらしい
夜空を染める朱の色
それを見上げる娘が一人



燃える思いは私の全て
恋に焦がれてこの心
自分のものじゃないみたい


彼女は八百屋の看板娘
恋に焦がれた憐れな乙女
愛しいあの人に会うために
隣近所に火をつけた
そんな彼女を待っていたのは
若い羽織りのお侍


焦がれた人に裁かれて
彼女は河原に張り付けられた
憐れな乙女何思う
火の渦の中で咽び泣く



燃える思いは私の全て
恋に焦がれてこの身体
消し炭のように朽ちていく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

朱色の恋慕


やっちまった第2弾←


モチーフは【八百屋お七】です。

知ってますか?八百屋お七

日本に実在した、放火魔です。


自分ん家が火事になったとき

世話になった寺の青年と恋仲になり

その青年が忘れられず

また火事になれば会えると思い

放火して火刑に処せられた少女…


怖いっスねぇ、女って


ちなみに

僕の前世、八百屋お七なんだそうです。

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投稿日:2010/01/25 00:32:34

文字数:343文字

カテゴリ:歌詞

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