ジャケット




友よ
僕の家を訪ねるなら…
古い写真を持って来ておくれ

友よ
あの日
二人で写した
懐かしい…
あの写真を

あの頃
君も 僕も
まだ 若かったから…

君の笑顔を
覚えようとは思わなかったんだ


友よ
僕の家を訪ねるなら…
君の日記を持って来ておくれ

友よ
夏の日
川で遊んだ
思い出を綴った日記を…

あの頃
君も 僕も
まだ無邪気だったから

時が僕らを
隔てるなんて知らなかったんだ


友よ
もし あの大きな樫の木の
二人遊んだ
あの丘に行くなら…

友よ
あの木の木陰の中に
昔の面影… 重ねて

あの頃
あの樫の木に
よく登ったもんだから

君と 僕の
二人の影を映してくれる
映してくれるだろう…

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

以前の作品の説明で、小学校の頃、物凄い虐められっ子だった話を書きましたが、一緒に遊ぶ子がいなかった訳ではありません(ただし、同学年の子ではなく、一つ下の学年の子でしたが… )。その子の家族は、私が中学校卒業後に沖縄に引っ越したと言う噂を聞きました。その後、現在まで会った事はありません。また、中学校時代の友人関係は、可成り濃密だったと感じていますが、高校入学後から(同じ高校に行った人が殆どいなかったためでもありますが)、徐々に関係が希薄になり、40歳を前に誰とも連絡が取れなくなってしまいました。今は、大学入学後の友人関係しか残っていません。子供の頃、特に虐められていた小学校の頃の友人は、なんとも懐かしく、思い出すと、一寸心が痺れる様な感じがします。尤も、この歌を作ったのは高校時代で、今ではありませんが、先程書いた様に、高校時代に既に中学校までの友人関係が希薄になっていたので、現在の自分を容易に予想出来ました。そして、その事を歌にしたのが、この曲です。仲が良かったのに音信不通となった友人への思いは、こんな感じかなあ… と。

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投稿日:2020/04/25 06:35:03

長さ:04:22

ファイルサイズ:6.8MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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