狂う すべての計画は台無しで
この電車はトンネルにもぐり込んで
今 気づいてしまった 脆くも崩れ去った
同じようなことなら いくつもあったのに
隣であなたが笑うその幻想で
陽が落ちる頃 僕は徘徊をして
心地よい騒音と華やかなネオンで
自分という存在はひとつのパーツになって
情景を切り取って日常を満たして
薄暗いこの部屋で言葉をただ飲み込んで
もがくその意味と響くサイレンに
僕らは目を閉じて 同じような朝が来て
すべて溶けていく 繰り返す波音
透き通る水面に日常を浮かべて
さよなら
あの日からこぼれ 受け止められず
乾いた地面に染み込むメロディ
薄暗いこの部屋で言葉をただ飲み込んで
もがくその意味と響くサイレンに
僕らは目を閉じて 同じような朝が来て
すべて溶けていく 繰り返す波音
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