プライマー





もうこれ以上無いくらいだと大きな声で叫んだ 僕は確信犯 きっと目を曇らせて
どうして神様はいないのと小さな声で喚いた  君は確信犯 そっと目を光らせて
僕は確信犯 きっと目を曇らせて 言った

大体街並は同じだと大きく高を括って 僕は眠ったまま 知ったよな口を利く
せいぜいここで落ちたとしても 滞空わずか三秒 君は諦めた かのようなフリをして
言った

水を 飲んで 空になったコップは残らない
心 髑髏 どちらも見苦しいからと 体に持ち帰って人は出来た

漂流中の放送室から何度も壁に向かって 声は繰り返す 「痛い目に合う前に」
実験中の生物室で死んだニュースペーパーが 息を吹き返す 賽の目を誤魔化して
君は確信犯 僕も確信犯さ

もうこれ以上無いくらいだと大きな声で叫んだ 僕は確信犯 きっと目を曇らせて
最終的な判断の後に小さな声で放った 君は確信犯 そっと目を光らせて
言った

やっと when the saints go marching inの音が止み
何故か 夜の 静かで何も無いことに ホっと胸を撫で下ろした

どうも 僕の 気味の 悪い装飾品は好かれない
でもね 僕と 君の悪い共通点なら 口に出さずとも 二人 気づいていた

年をとった象の腹の中で数式を解き明かした 君と鉢合わせて 同属嫌悪
蹲ったまま石になった理想のコブを恥らった 君に蹴躓いて 急転直下
秘密警察よりもサプリを睨んだ こんな悪習 君と築き合って 共同戦線
騙し合った街のレンズすら これだけは見抜けなかった 君と分かち合った完全犯罪さ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

プライマー歌詞

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投稿日:2012/05/04 00:39:12

文字数:677文字

カテゴリ:歌詞

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