通り過ぎた秋風が掠れ切った記憶を呼ぶ
少し苦手だ 子供の声に覆われた通学路
曇りひとつない正しさの形に追い出されるように
音量上げ 歩き慣れた道を変えた

幼く響く声 世界の終わりを歌っていた
目を塞ぐ手の温かさ 気づくこともなく

だから行くんだよ ひどく愚かな
過去も思い出も 持たずに行くんだよ
いつか不安もなく忘れてしまえたなら
少しは愛せないかな
いつかそんな時が来たとして
まだ僕を覚えてるなら
どうか全部忘れてしまった振りしていてくれ

信じていたんだ
ただ疑惑塗れたチュートリアル
彼の純朴な憧憬の先に立つ
何にもかも偽物だ
苦しみとか絶望とか
見下ろしてた影は確かに笑ってた

止まらず響く声
今日を生きたいんだと泣いていた
真夜中に光る星明りも知らず

だから行くんだよ 誰もいない街
好きな自分だけ 選んでいくんだよ
いつか嫌いになって捨ててしまった物も許せないかな
もしもそんな時が来たとして
まだ僕を愛せるなら
忘れてしまった君のその声で教えてくれ

風が冷たくなる もう時間だって肩を叩く
さよならの合図は一番星
消えた幼い声 もう行かなきゃって目を閉じた
もう帰らない 厭に慣れた道を戻る

だから行くんだよ ひどく愚かな
過去も思い出も 持たずに行くんだよ
いつか不安もなく忘れてしまえたなら
少しは愛せないかな
もしもそんな時が来たとして
僕が僕を許せるなら
残りの全部を忘れてしまえたりしないかな

古びた記憶も 掠れた思い出も
消えない恋も置いてくから
どうか全部忘れてしまった振りしててくれ

どうか僕のことなんて全部忘れてくれ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

感傷廃墟(歌詞)

オリジナル曲「感傷廃墟」の歌詞です。

YouTube: https://youtu.be/L6ahHADG59M
ニコニコ: https://www.nicovideo.jp/watch/sm41605009

歌ってみたなどにお使いください。

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投稿日:2023/01/06 20:33:51

文字数:684文字

カテゴリ:歌詞

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