沈黙する夜の空から
生まれた恒星たちは
光る術を持たない僕らを
騒がしく照らしている
独りが怖いというなら
僕は星をかき集め
君に続く橋を作る
それで満足かい?
あの日縋ったのは
藁のような希望で
すぐ切れてしまった
人を愛するのは
苦手だってほざいた
君の唇をふさいで
白い毛布が僕にもたらす
微睡むような安堵感
やってきた朝に従い
温もりごと捨てていく
暗がりを恐れるならば
僕は闇をたぐり寄せ
ブラックホールに捨てよう
それで満足かい?
あの日信じたのは
腐りかけの永遠
そしてまた求める
人を愛すること
それはアダムとイヴすら
気付けたことだろう
誰かに作られた道じゃなく
切り開く強さを
恐れを消してしまうんじゃなく
立ち向かう勇気を
知ってるくせに
あの日縋ったのは
藁のような希望で
すぐ切れてしまった
人を愛するのは
苦手だってほざいた
君の唇を
食いちぎって
誰かが言っていた
愛の定義なんて
壊してしまえばいい
型を破り捨てて
どうぞお好きなように
君の唇でなぞって
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