『御囃子六九』

A1
凛とした髪の飾り紐
さらさら着物の袖を靡かせ
お祭りと夢を見てるの
お囃子が鳴り響く

B1
一と十と百を全部
抱いて自由にしなよ
千の光に映る影が戯れ
今宵の一時の感情

S1
踊れやひらひらと彩り散らして
騒ぐのは仕方ないでしょう?
やんややんや此処らでお囃し立てて
行く処行く迄行くのです

A2
通りを過ぎてく笛の音に
たかたか太鼓の拍子の調べ
心と体を揺らすの
お囃子は鳴り続く

B2
夢も不安も希望も全部
此処で曝け出しなよ
月の光に揺れる髪のさやけさ
彼方へ誘うは反響

S2
歌えや高らかと響きを飛ばして
静かだとつまらないでしょう?
さあさあ此処から一声上げて
優雅で華麗に舞うのです

B3
六と九を繋ぐ弦を伝う指先の素直
幻想的な舞台渡る舞姫
何とも言い知れぬ感情

S3
此の世は果てしなく続く分岐道
右左 何方なんでしょう?
それでも何処かへ行かねばならず
行く処行く迄行ったなら

S4
踊れやひらひらと彩り散らして
騒ぐのは仕方ないでしょう?
やんややんや未だ未だお囃し立てて
行く処行く迄行くのです


(よみ)

     『おはやしろっく』

A1
りんとしたかみのかざりひも
さらさらきもののそでをなびかせ
おまつりとゆめをみてるの
おはやしがなりひびく

B1
いちとじゅうとひゃくをぜんぶ
いだいてじゆうにしなよ
せんのひかりにうつるかげがたわむれ
こよいのひとときのかんじょう

S1
おどれやひらひらといろどりちらして
さわぐのはしかたないでしょう?
やんややんやここらでおはやしたてて
いくとこいくまでいくのです

A2
とおりをすぎてくふえのねに
たかたかたいこのひょうしのしらべ
こころとからだをゆらすの
おはやしはなりつづく

B2
ゆめもふあんもきぼうもぜんぶ
ここでさらけだしなよ
つきのひかりにゆれるかみのさやけさ
かなたへいざなうははんきょう

S2
うたえやたからかとひびきをとばして
しずかだとつまらないでしょう?
さあさあここからひとこえあげて
ゆうがでかれいにまうのです

B3
ろくときゅうをつなぐげんをつたうゆびさきのすなお
げんそうてきなぶたいわたるまいひめ
なんともいいしれぬかんじょう

S3
このよははてしなくつづくぶんきみち
みぎひだり どちらなんでしょう?
それでもどこかへいかねばならず
いくとこいくまでいったなら

S4
おどれやひらひらといろどりちらして
さわぐのはしかたないでしょう?
やんややんやまだまだおやはしたてて
いくとこいくまでいくのです

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【採用】御囃子六九(応募歌詞)

ロカルツPさんの作品
https://piapro.jp/t/qF4C
へ歌詞を応募し、採用されました。

※2020.3.6 歌詞表記を一部変更しました。

閲覧数:370

投稿日:2020/03/06 20:59:21

文字数:1,089文字

カテゴリ:歌詞

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