明日になれば
終わることも始まることも
ない世界になっていると
君はささやいた
そんな君に僕は笑った

今思えばなんで分かるのか
そんな疑問を感じなかったのだろう
この世界の何を知っているの
そんな疑問が今、頭から
今更なのにもう聞くことも
出来ないのに

終わりたくないよ
離れたくないよ
こんなことばかり考えてしまうよ
悪あがきなんて君は笑ったね
その笑顔が

こんなにも憎らしいなんて

あい　あい　あい　あい　愛しているよ
あい　あい　あい　あい　愛していたよ
僕はまだ終わりたくないよ　
ここにいたいよ
心がいたいよ
ここにいさせてよ

明日が来るよ
もうすぐ来るよ
この世界はもう、終わりだと
君が、笑った
僕は、泣いた

今更かな、君が好きだった
一度も伝えたことはなかったけれど
君は驚いた、そして笑った
世界がまた動き出すと

終わらないの？
ここにいれるの？
じゃあさっきまではなんだったの
君は笑った。君の言葉を待っていた

ねえ　ねえ　ねえ　ねえ　本当になんで
ねえ　ねえ　ねえ　ねえ　早く答えて
君はなんで何も言わないの
僕に何も教えてくれないの
お願いだから

また君は笑った
秘密だよと
私は何も知らないと
何が真実かは貴方の方が分かってるよと