朝の月が目を閉じる だれも知らないぼくが居た
駆ける音がこだまして 知らずだれかを呼んでいた

そうして何度も薄紅の 無限の嘘を誤魔化して
紫煙に花が香る頃 きみに会いたくなったんだ

聴かせてよ、悲しい夢でもいい 触れ合えばそこに春を覚える
雨やみに交わる刹那の日も 眠りの間には色づくだろう


届かないと知ったのは 覚めてすぐの冷たい夜
声を焼いて叫んでも きみの涙はとまらない

遥かな昔にこの場所で 二人の明日を予想した
いつでも共に在るように 繰り返しの輪を結んで

咲かせよう、枯れない夢だけれど 瞬(まばた)きの先も逢えるようにと
灰色の空へと手を伸ばす 眸の中に星を見つけた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

仮想、あるいは火葬

枯れ木に花を咲かせましょう。

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投稿日:2011/07/27 02:14:30

文字数:296文字

カテゴリ:歌詞

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