キコの患者(クランケ)



目隠しをされたままじゃ 君の表情(かお)もわからないや 
冷えている 空気と    
回転していく思考 消えかけた記憶の中身は もうグシャグシャ


棘の生えた言葉 刺した僕の未來
笑ったような泣いた声で 悲鳴をあげたのに
消えかけてく光を 感じれないまま もう サヨナラなんだ 


この部屋で過ごすのも もう何度めだったけな
揺れてる 灯(ともしび)と 
回転していく視界 かけ上がるこの吐き気だけは馴れないや


寒い熱い痛い痒い泣きたい消えたい感じていたい
そんな人間らしいところが懐かしい
望んでも 望んでも 汚れた手じゃ 触れないよ


膝抱えた夜も 愛せない僕自身も
笑われてばかりの泣き虫のピエロさ
消えかけてく光を 感じれないまま もう サヨナラなんだ 


真っ白なワイシャツ 裾に滲んだ赤ワイン
踊りだしたほうきと 空を泳ぐサカナの群れ
夢を見たまま眠るの


くたびれた左手の ブサイクなシルシに 
今日も飽き足らずに 快楽を注いだ
なんでやっちゃったんだろうな 霞む景色の向こう 
やまない耳鳴りで 僕を


棘の生えた言葉 刺した僕の未來
笑ったような泣いた声で 悲鳴をあげてたのに
消えかけてく光を 感じられないまま もう バイバイしなきゃだな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

キコの患者

閲覧数:843

投稿日:2013/08/29 19:49:49

文字数:552文字

カテゴリ:歌詞

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