この街はゴミ捨て場みたいに
誰彼構わず何かを捨てていく
思い出したくない記憶とか
忘れてしまいたい形見とか

黒煙は空を覆い尽くす
それは日常の一欠片で
電線で彩られた空は
まるでガラクタみたいだ

溢れる涙は蒸気になる
熱の温度が高すぎて
もう全て終わりかな
この世界も私も

何もかもが朽ち果ててゆく
尊き命に私は含まれてない
ガラクタばかり思い出も何もかも
いつか忘れてしまうのなら
捨ててしまおう

白蝋は地面に溶けてゆく
それは人生の結末で
運命に縛られた私は
まるで傀儡みたいだ

壊れた心は依然として
欠落のように捉えられる
もう全て終わりかな
この世界も私も

何もかもが朽ち果ててゆく
儚き命に私は含まれてない
偶然なんだ 生まれたことすら
いつか忘れられてしまうなら
捨ててしまおう

ほんの少しの温かさに
群がる虫たちと私は
いつか形も無くなるのに
縋るようにぶら下がる

何もかもが朽ち果ててゆく
溢れる涙はもう生きられない
ガラクタばかり思い出も何もかも
いつか忘れてしまうのなら
捨ててしまおう

いつか思い出してしまうなら
捨ててしまおう

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がらくた

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投稿日:2024/01/04 15:29:26

文字数:484文字

カテゴリ:歌詞

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