届いた春の色の切手は
知らない街の消印で
あの日の君が追った夢は
綺麗に咲いたと僕に告げた

季節は止まらず巡り続けて
変わらないまま 僕はここに居て
今でも 君を待っている

ひらり舞う 桜の花の下で
二人笑い合ってたあの日々は
まだ僕の胸の奥を
深く深く 今も 染めてる

強がってばかりだった君が
最初で最後に見せた涙

“大丈夫”なんて優しい嘘に
騙され続けてた馬鹿な僕を
今頃 悔やんでいるけど

ふわり散る 桜の花の下で
泣きながら笑ってくれた君と
交わした約束だけを
強く強く 今も 抱いてる

どれだけの時間が過ぎたとしても
桜が咲くこの季節の度に
必ず 僕はここに居よう

ひらり舞う 桜の花の下で
柔らかな風に乗せる願いは
何一つ変わらないよ
遠く遠く 君に届け
いつかもう一度君を
強く強く 抱き締められたなら
あの日と同じ笑顔を
どうかどうか 見せて欲しくて

桜の花咲く季節に

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譜割り用ひらがな表記(ご参考)
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【1A】
とどいたはるのいろのきてわ
しらないまちのけしいんで
あのひのきみがおおたゆめわ
きれいにさいたとぼくにつげた

【1B】
きせつわとまらずめぐりつづけて
かわらないままぼくわここにいて
いまでもきみをまあている

【1S】
ひらりまうさくらのはなのしたで
ふたりわらいああてたあのひびわ
まだぼくのむねのおくを
ふかくふかくいまもそめてる

【2A】
つよがてばかりだあたきみが
さいしょでさいごにみせたなみだ

【2B】
だいじょおぶなんてやさしいうそに
だまされつづけてたばかなぼくを
いまごろくやんでいるけど

【2S】
ふわりちるさくらのはなのしたで
なきながらわらあてくれたきみと
かわしたやくそくだけを
つよくつよくいまもだいてる

【3B】
どれだけのときがすぎたとしても
さくらがさくこのきせつのたびに
かならずぼくわここにいよ

【3S】
ひらりまうさくらのはなのしたで
やわらかなかぜにのせるねがいわ
なにひとつかわらないよ
とおくとおくきみにとどけ
いつかもおいちどきみを
つよくつよくだきしめられたなら
あのひとおなじえがおを
どおかどおかみせてほしくて

さくらのはなさくきせつに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【曲決定】桜の花咲く季節

コバさんの作品(https://piapro.jp/t/PAah)に採用頂きました。

桜+夢のために離れた「君」を待つ、というテーマで書かせて頂いています。

閲覧数:149

投稿日:2018/12/31 14:34:35

文字数:994文字

カテゴリ:歌詞

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