1番
戯(たわむ)れみたいな問いで
ノリシロを塞いで
白い水面(みなも)を漕いで
遠ざかる光の 果て
逆上(のぼ)せきれない声
穢(けが)れてくこの感覚とおせんぼ
伏線(ふくせん)はシーラカンス
届かないところへ
終始(しゅうし)自分は何処(どこ)へ?
愚かなる心で 待て
廻(まわ)る自由序曲 助走はないから

プラネタリウムの屑星(くずぼし)
火花をひとつね、見つけたよな
綺麗な、ものを見たような 闇の真ん中で
Ah そんな飢えた傲慢(ごうまん)が
満たしてら 君の、僕の、熟(う)れたこの両肺

「正直者で居ましょう」と
大嘘つき狼さんは誰の顔?

生(せい)を研ぎ澄ませ
身震いしては
行き交う悲しみに
鳥肌を立てて

ガラスの張力(ちょうりょく)に吸い込んでたのは
無意識で優しさじゃない
誰も分かち合えない

泥沼に落ちろ
憎しみすべて
持て余す あの背に
鉤爪(かぎづめ)を立てて

まるで縋(すが)るように乗り込んだのは
僕を捨てて消えた今宵
芥(あくた)に咲く楽園 ドロブネ


2番
答えも合わせないで
傷口も見ないで
不意に世界は不公平
揺らぐものを欺(あざむ)いて
僕ら自称孤独 誇張じゃないなら

有象(うぞう)と無象(むぞう)の境界(さかい)に
火種をひとつね、仕掛けた嘘
綺麗な、ものを見たような 闇の真ん中で
Ah 根(こん)をえぐる、銃弾が
乱してら 君の、僕の、消えた青い世界を

「貪欲に飲み込めばいい」
口枷(くちかせ)付き子羊さんは誰のもの?

音よ鳴り散らせ
身震いしては
彷徨う苦しみに
忘却を添えて

時間(とき)の彫刻に 刻み込んだのは
意図的な美しさだけさ
誰も測(はか)りようもない

底辺に触れろ
喜びすべて
火を宿すその眼で
誰か暖めて

確かめるように涙し【て】たのは
僕が僕であることの迷い
芥(あくた)に咲く楽園 ドロブネ

LaLaLa........
(芥の川に咲く花よ……)

人生を愛(め)でろ
苦しみすべて
その右足が蹴散らす
泥沼を行け

時代の引力に飲み込まれたのは
同調で同情【じゃない】
【だけど】君は信じない

意味の無いものを
慈(いつく)しむことを
過ぎ行く悲しみに
触れた瞬間に

あの日縋るように乗り込んだのは
嘘まですべて笑えたから
芥(あくた)に咲く楽園 ドロブネ

Lalala la~la

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ドロブネ(仮)

すんさん確認用です!

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投稿日:2021/01/17 09:02:41

文字数:1,013文字

カテゴリ:歌詞

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