幼い芽に伸びた影 偶然と待ち合うよう
遺された街に行く 戯言もほどほどに

愛しさも寂しさも擦り切れるのなら
殺してしまえといつだって泣いていた
放っても拾ってもすり抜けて行く
形を成さない意思などいらない

春の灰に紛れて消えていく
当たり前の心情も
いつか厭わしく思う事も
分かっていたはずなのに

合わせ鏡のような日々 必然と待ち合うよう
星粒も街の灯も 忘れてはほどほどに

劣情も感傷も噛み砕かれては
殺してしまえといつだって泣いていた
放っても拾ってもすり抜けて行く
形を成さない意思などいらないと

差し伸べる手に 飾られた水仙花
その先の結末を知っている

春の灰に紛れて消えて行く
君の声も心象も
いつか厭わしく思うことも
分かっていたはずなのにぁ

千々に裂かれ腐っていく心臓が
元に戻る事などないように
空っぽのまま人のふりをして

生きていく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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はるのはい(Lyric)

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投稿日:2018/03/02 19:47:51

文字数:383文字

カテゴリ:歌詞

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