凍てつく風
吹きすさぶ街を
包み込む
瑠璃色の空

家路につけば
思い出す
かつて感じた
温もり

今では帰れど
一人だけ
迎えてくれる
人なんていない

世界の無関心は
心蝕む病
孤独に耐えられず
顔伏せ咽び泣いた

街の中
忙しなく道を歩く人々は
お互いの事気づかないふりをしてる

凍てつく風
吹きすさぶ街を
包み込む
瑠璃色の空

傷舐めあう
相手も居ないさ
独り見上げる
瑠璃色の空

気が紛れること
したところで
私の心は
満たされない

傷跡だらけの
作り笑いは
生きる苦しみを
誤魔化している

世界の無関心は
心を壊す病
うずくまったその顔は
絶望に染まっている

凍てつく風
吹きすさぶ街を
包み込む
瑠璃色の空

悲しんでる
私の気持ちを
嘲るような
瑠璃色の空