「ねぇ、0?4がいないの」
「そうだね、1。9もいない。」
1#2#3#(雑音)5#6#7#8(雑音)#10
笑い声
泣き声
叫び声
静かになっては世界が抉れて
逆さになった針の穴を白がゆっくり通りすぎ
刺しては激痛
眠りは浅く
目蓋の裏には虫がいた
「白の中に生まれた僕らは色と言うものを知らなくて」
「唯一手にいれたその色を」
「4、と」
「9、と」
「名付けました」
1#2#3#(雑音)5#6#7#8(雑音)#10
笑い声
泣き声
叫び声
うるさくなっては体がえぐれて
正面むいた顔の上布がきつくまかれて
痛くて
しめては鈍痛
息は荒く
目を開けば
そこには…(自主規制)
「色を手にいれた僕らは嬉しく」
「“4”と“9”が大切で」
「それが壊れて」
「戻らない」
「そんなことは」
「許さない」
《笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑》
1#2#3#(雑音)5#6#7#8(雑音)#10
笑い声
泣き声
叫び声
―――静―――
《鼻唄》
《足音》
近づく
近づく
近づく
止まる
……ギィィ
《開錠》
「やぁっと…」
「迎えに来た」
がしゃん。
《閉幕》
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