いつも同じ 便箋で届くあの人の手紙がうれしいよ
窓を開けた 季節変わる 気配は少し切ない香り

ひとつひとつ 折りたたんで箱に詰めてく 思い出と一緒に
もう一度も 読み返すことはできないの 二人の記し


夢にまで想ってた 二人で歩く日々
一緒の願いと信じていたの
ずっと このままで 抱きしめていて欲しいけど
それは 叶うことはないね


あの日あの人の 大きな背に投げかけた
言葉ひとつも 不器用で 
飲み込んだはずの 涙零れ落ちて
うつむく私につぶやく 「ごめんね」

高く伸びる空と風 長くなった髪を梳きながれていく
あの時から 季節もめぐり私も少し大人になって

ひとつひとつ 時間と言葉が重なっては 遠くへ行く日々は
私の中 輝きを失くしたりしない 二人の証

夢を語るあの人 それを聞く私とは
二人歩幅が違っていたの
だから 微笑んで 「頑張れ」なんて言ったの
それが 初めてついた嘘

手紙を開けば 「お元気ですか」の文字
書き出しいつも 同じだね
今は違う道 歩む二人だから
今度の手紙の 返事は lalalalala


しないよ・・・


本当に 本当に あなたが大好きです
だから どうか 前を向いて


あの日からずっと 交わしてきた言葉を
ひとつ ひとつと しまっていく
それはきらきらと 輝く宝石たち
ひとつ ひとつが 宝物

手紙を開けば 「お元気ですか」の文字
その先はもう 読まないから
この願いどうか・・・ 届くよう・・・

『あの人の夢がきっと 叶いますように』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

手紙

Enicyさんのコラボに投稿させていただいた歌詞です。


「好きだからこそ、もう振り向かないで欲しい」

閲覧数:130

投稿日:2009/02/01 00:04:59

文字数:652文字

カテゴリ:歌詞

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