ふと見上げた夜空に
温かな月が映った
何処まで歩いても
僕の上で輝いている
離れていく心が
こんなはずではなかったと叫ぶ
想っても届かない
あぁ願わくば 夢でいてほしい
遠く遠く 手を伸ばしても
苦しいくらい遠くに浮かぶ
いつかまた そう祈ったのに
もう見えないの こぼれる涙
滲む 朧月
小さな歩幅で歩む僕に
合わせることのないあなた
置いてきぼりにならないように
いつだって追いかけてたよ
一緒の時間が
少なくなって話すこともなくて
最後に笑ったのは
いつだろう これからはない
巡る巡る 時代はいつも
変わっていってしまうね
自分だけは違うんだなんて
そう誓ったのに もう戻れない
霞む 朧月
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