君の言葉

「これもまた あなたのため」
そう言った君が 僕を押さえつけた
蓋の上の重り そんな人みたいだね
でもそれが 妙に愛しかった

「ロボットみたい その考え」
そうして僕の手を引いてくれるんだ
街頭のように冷たく けれど強く照らす
手離せない 思い出のようで

今でも憶えてるんだよ だから
君がまた笑顔で 僕の手を握ってくれるって

「沈んだ空気は嫌い」
強引に君が 僕を笑わせてくれる
涙も拭ってくれる そんな君に
僕はまた 深く落ちていくんだ

「手を伸ばすなら 引っ張ってあげる」
真っ直ぐな君の目が 僕に力をくれる
その言葉達が 僕の背中を押すんだ
一歩 また一歩 踏み出していける

「約束ね また、此処で逢おう」
君の小指に 僕もからめて笑い合って
風吹く屋上 照らされた君の顔
忘れないあの日 一度だけのさようなら

積もる手紙に インクの無いペン
君と僕の繋がりを 証明してくれる

「ルールは壊すためにある」
手紙越しの君が そう笑ってる気がした
近付く約束 もうすぐ逢える?
「次」を夢見て 目を閉じた

吹き抜ける風と 優しく冷たい月
君を待っていた 手を伸ばせば
掴めそうなほど近くて けれど遠い
後ろで囁く声に振り向いて
僕は手を取った

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君の言葉

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投稿日:2019/02/14 17:26:52

文字数:538文字

カテゴリ:歌詞

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