[a]
その瞳が 光失う程に
何もかもが吸い込まれていく
繋いでいた 二人の未来すら もう
戻らないものになっていく

[b]
月が君を遠く
攫って行くのなら
光などない 闇になれ

[s]
あの夏の日
咲き誇る花
雲一つない 空輝きだす

その夜の日
零れた涙
重なり合って 星にかわった


[a]
その運命 色を失う程に
痕をつけて握りしめていた
解けていく 二人の赤い糸だけ
部屋に取り残されたまま

[b]
ヒトリは寂しいと
攫って行くのなら
未練などない 連れて行け

[s]
あの夏の日
咲き誇る花
影一つない 君の微笑み

その夜の日
零れた涙
染みを作って 時が止まった


[c]
君の声が 仕草が
温もりが まだ
心のずっと ずっと奥で
優しく息づいている


[s]
あの時から
咲き出した花
枯れることない 永久の煌めき

この痛みは
溢れだす愛
胸刻まれて あぁキレイだな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

曲募集停止『レースフラワー』

槙野萩と申します。
いつもは歌詞募集に応募させていただいているのですが、
この度は曲を募集させていただこうと思っております。
質問等もお受けしますのでよろしくお願いします。

前作の『カスミソウ』の男性側の心情です。
『カスミソウ』:http://piapro.jp/t/YGgK

レースフラワー
花言葉:悲哀、無言の愛

「だれか」などいらない。
君が居てくれれば、ただそれだけで、よかったのに。
花火と共に散る君の命。
月よ、僕も連れて行ってくれ。
それでも自らの命を絶てないのは、
ひとえに、君と僕とが繋がっていた証を何一つ忘れたくないからだ。


―――あぁ、なんてバカな人

閲覧数:266

投稿日:2014/05/03 22:08:28

文字数:400文字

カテゴリ:歌詞

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