【A】
まあるい瞳を凝らして 食べられる全てを食べて
君はつかれたんだね
何があったか知らないが 小さく隠した傷はもう
今は触れないほうがいい

【B】
小洒落たカフェの 暗い窓辺で
さみしい表情(かお)をしている……

【S】
そんな君にも、おひとつ 幸せのかたち
熱いコーヒーと 一切れ、焼き立て
そして君にもう一つ おまけであげよう
熱く焦げ尽きた 破れた心は

今 何を見つめているの


【A】
まだ飲みきらないコーヒー
食べ終えたパンの丸皿
君は 頬杖ついて

【B】
窓の外へと視線を投げて
小さく息をしている

【S】
ポンと焼き上げた心 冷めやすいものさ
そう知った風な言葉で慰む
そんな言葉をかけれる勇気も優しさも
ないのだけれども ほつれた心は

ただ 君を見つめていたよ


【S】
彷徨える君は ライオンのようさ
熱く荒れ果てた 砂漠の心で
生きようというの

【S】
だから君にも、おひとつ 幸せのかたち
熱いコーヒーと 一切れ、焼き立て
そして君にもう一つ おまけであげよう
熱く焦げ尽きた 心の内側

ああ いつか見せてくれたら
また ここに来てくれたら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ポン・デ・ケージョ【曲募集中】

ポン・◯・ライオンの元になったとも考えられるパン、ポンデケージョをイメージして歌詞を書きました。
暗くない曲調のイメージ。"みんなのうた"感に仕立てました。

"ポンデケージョが売りのカフェの店員さん"視点の歌、……とも言えるし、歌い手が語る風の歌とも言えるし、パンの妖精さんの歌でもいい。そうしたゆるい印象を浮かべました。

前々から作りたかったテーマの歌です!
もっと純粋に、明るい歌にするはずだった……。


・歌詞先で考えてできあがったものなので、楽曲・ボーカル入れ(女声VOCALOID、UTAUの使用を想定しております)をしてくださる方を募集しております。
 気になった方がいらっしゃいましたらお声がけくださるととても嬉しいです。

閲覧数:269

投稿日:2018/12/03 16:19:53

文字数:493文字

カテゴリ:歌詞

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