アルナスル

痛む体を引きずって
何度目だろう 立ち上がる
霞む視界を繋ぎ留め
ありったけ拳握った

血みどろになっても
手足がもげても
心が折れなきゃ負けじゃない

絶体絶命も
笑い飛ばしてやるよ
牙を剥いて叫ぶ
「それがどうした」って

錆びついてる暇なんか無え
魂の弓 引き絞って
曇天貫き 太陽狙う

“強い子”になるんだって
磨いた矢は準備万端
さあ解き放て

背後に迫る死の匂い
本能が嗅ぎとっても
振り向かないで前を睨む
相棒に背中任せて

超えてきた全部が力になるから
刻んだ傷さえ無駄じゃない
臓腑を貫く悪意も呑み込め
前のめりに叫ぶ
「止めてみろよ」って

錆びついても構いやしねえ
崩れかけの足で一歩
進めばそれで俺の間合い

くたばる寸前 俺の拳届けば勝ちさ
振りかぶれ

涙の雨を抜けたら
眩い虹が出るから
折れない傘をあげるよ
天衝くほどに大きな

苦しくて両目を閉じたくなっても
「あきらめないよな、お前なら」
負けてたまるかって子どもじみた意地
そしてまた立つのさ
「そんなもんかよ」って
「ケリつけようぜ」

錆びついてる暇なんか無え
魂の弓 引き絞って
曇天貫き 太陽狙う

“強い子”になるんだって
磨いた矢は準備万端
さあ

錆びついても構いやしねえ
崩れかけの足で一歩
進めばそれで俺の間合い

くたばる寸前 俺の拳届けば勝ちさ
咲き誇れ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

歌詞【VOCALOID5 Ken】アルナスル【オリジナル】

楽曲は関連動画からどうぞ。

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投稿日:2020/02/11 18:57:35

文字数:590文字

カテゴリ:歌詞

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