あらすじ

楽しい旅行から、帰った俺達。でも、リンは瞳を震えさせ城を指さして“あれ、私たちの城よね?”と聞いてきた。リン、お前は何を見たんだ?



第14話


リンが、指をさす方向には変わり果てた城があった。


…落書きはひどくなり、城は大量の落書きで埋め尽くされていた。 

ポストからは、大量の赤い封筒。


…なんなんだよ…。


「リ、リン。城の中に入ろうか。」


「ねぇ、レン?大丈夫だよ?知ってたから。すべては、私が蒔いた種。」


「リン…」


「私ね…ここで、女王始めたのが、4歳から。政治とか、よくわからなかったからお飾りでココにいた。でもね、10歳くらいかな、初めて大臣に逆らった。“もう、苦しそうに訴えてくる国民の顔は見たくないないから、お金を配って下さい”って。でも、ダメだった。」


すべて、糸引いてたのは…大臣ってことか。


「そっか…わかった。」


ギュッ


俺は、思わずリンを抱きしめた。


「そうじ…しよ?レン?」

「お、おう。」


リンは、真っ赤になりながら掃除用具を取りに行った。


…???


俺は、怒りに浸透して大臣の所に行った。


すると、大臣の周りには赤い液体…。


「だ、大臣!? 大臣!!」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

悪の召使 ドSな召使様 14話

そろそろ、最終回に近づいてきたなぁ~。

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投稿日:2009/06/21 18:14:20

文字数:582文字

カテゴリ:小説

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