神様ゲェム・1
投稿日:2013/01/24 17:34:39 | 文字数:3,206文字 | 閲覧数:204 | カテゴリ:小説 | 全2バージョン
お久しぶりです。アストリアです。
コレを最初に読んだ人は、プロローグを読むことをオススメ!!するよ!!(((((氏ね
きっと皆さんこの話の内容を……てか私のことすらも覚えていないのでしょうが、とりあえず生きてます。さーせん。
オリジナル作品なので、矛盾点やらおかしなところが一杯あるだろうけれど、どうかお手柔らかに神様ゲェム、お願いします。
………あ、夢喰い白黒バクもちゃんとやるよ!!!((
次Pに登場人物作りました。毎回更新です!
「ここは……?」
ミクが目覚めたのは、辺り一面真っ白な世界だった。
「えっと、確か……あれ?」
ここに来る前のことを思い返す。
「クオと一緒に学校行く途中で、車に轢かれて……」
鮮明に覚えている。ついさっきのことだ。
「あの時私、クオに……押された?」
道路に飛び出す直前、ミクは確かに立ち止まったはずだ。赤信号になっていたこともよく覚えている。
だが、背中に衝撃があったと思えば、自分は道路の真ん中にいて、車が目の前にあって―――
「………っ」
いや、そんなはずは。
それはない。と、
そう、信じたかった。
「お姉さーんっ」
「…へ!?」
肩を叩かれ、声のした方へ振り向くと、
「……大丈夫?ですか?」
綺麗な金髪のよく似た男女。年齢は中学生くらいだろうか。
「ええと……大丈夫、だけど……あの、ここは……?」
「「わかんない」です」
二人同時に同じ言葉を放った。男の子の方は敬語だったが。
「私たちも気が付いたらここに居たんですよ。何なのか、あたしたちが教えて欲しいくらいです」
「他にも何人か居ますよ。ここに来てる人」
「むしろ『連れられた』とか『夢の世界』だったりして!」
「あ、ねぇねぇ!そういえば、夢の世界には住人が居て、そのトップが「夢喰い白黒バク」って言うんだって、リン」
どうやら女の子は「リン」という名前らしい。
「へー、何それ知らなーい!てかいきなり関係ない話ぶっこんできたなー」
「んー、今急に思い出して、さ?てか、僕もどっかで聞いただけだから……ホントかは分かんないよ」
「まぁまぁ、信じてるが勝ちだよ、レン」
男の子が「レン」という名前のようだ。
よく似ている。双子だろうか?
「何の勝負だよ……」
そう呆れたように言うレンは笑っていた。
「えっと……二人の名前は?」
下手に呼んで、間違えていたら失礼なので、ちゃんと訊いておく事にする。
「あぁ、あたしは鏡音リンっていいます!」
「僕は鏡音レン。リンとは双子で、僕が弟です」
レンのほうがしっかりしていて、兄かと思っていた。名前は合っていたようだ。
「へぇー……男の子と女の子の双子、実際見るのは初めてだな……。私は初音ミク。あっあと、敬語じゃなくっていいよ」
「あ……そう?じゃあーよろしくっ、ミク姉!」
「お前、さっき「お姉さん」って呼んでたのが離れないんだろ」
「あーいやまぁ……でも、いいよね?ダメ?」
「別に、大丈夫だよ。よろしく、リンちゃん、レン君」
「「うんっ、よろしくっ!!」」
眼前の双子は無邪気に笑った。
と、その瞬間―――――
『お集まりの皆様、こんにちはー。只今よりー、「神様ゲェム」の説明をしま―す』
スピーカーも何もないのに、どこからかいきなり声がした。思わず、三人ともきょろきょろと辺りを見回した。
『突然ですがぁー、皆さんは死にましたー。ここはぁ、現実世界じゃありませーん』
そう「誰か」が言う。
「え?どゆこと?」
リンの呆けた声が聞こえた。
ミクは、いきなりのことに驚きながらも、あぁ、と納得がいった。
―――やっぱり、死んだんだ。
そんな思いが、ミクの脳内で廻っていた。
『一日にこの世界で亡くなる何百、何千もの人たちの中から貴方たちは選ばれましたー。おめでとうございまぁす』
「ちょ、え、なにゆえ!?」
「リン、落ち着いて」
リンとレンが言葉を交わした。
『そんなー、すばらすぃー皆さん同士で、これから戦ってもらいまっす』
何も答えず、淡々と「解説」は声を紡いでいく。
『勝利した最後の一人がこの世を統べる神に。負ければ、皆さんの「一番大切なもの」を消去して、現実世界へ生き返らしてあげまーす』
そんなの、負けたほうが。そう、ミクは呟いた。
それに対し、リンは、
「でも、一番大切なものが無くなっちゃうんでしょー?」
「一番、か……それが無くなったら、生きていけるのかな…」
「へっ?」
レンの返しに、リンは素っ頓狂な声を上げた。
「だって、一番だよ?家かもしれないし、お金かもしれないし、友達、家族…「人」の可能性もあるんだ」
レンがそういうと、双子は黙りこくった。
『そこでぇ、皆さんにはー、武器と能力をあげちゃいますー。「一番大切なもの」の名前も共に明かしちゃいますぅ』
「ぶ、武器……?能力……?えっ…」
ミクは、誰にともなくそう言った。
だが、「解説」の声は止まらない。
『それではー、第一ゲームの説明をしますー。ルールはぁ、これから武器などと一緒に皆さんに三枚のコインを配りますぅ。それを両腕と首に装着し、ゲームが始まったら他の人のコインを取りますー』
『終了時、コインの所持数が多いものから勝ち抜けですー。コインを取られて、自分のコインが0枚になってしまったらその場で負けと見做されますー』
ミクたちは、告げられていくルールをただ黙って聞いてるしかなかった。
『一人が一人から取れるコインは一枚のみ。一人を狙い、一気に2,3枚ゲットすることは出来ません』
『能力、武器の使用は勿論自由でーす。戦闘により亡くなった場合、または失血などの理由で死んでしまった場合、敗北となり、強制ゲームオーバー!!って感じですー。ほんじゃっ』
瞬間、白い地から壁の様なものが出現し、ミクとリン、レンの二人を断った。
そして周りを囲い、一つの空間が出来上がり、ミクは孤独な気持ちに苛まれた。
「リンちゃん!?レン君っ!?」
壁を握った拳で叩いてみるが、びくともしない。
どうしよう、とミクが考えた、その時。
「っっ!?なにこれっ!?」
地からまた何か出てきたと思えば、それはテーブルのようなものだった。
ミクの胸くらいの高さまで上がってくると、突然蓋のように開いた。テーブルと言うよりは箱、だろうか。
「……?」
中を覗き込むと、そこには緑色のコインが三枚と、折り畳まれた紙が二枚入っていた。
「何だろ、コレ……」
二枚のうちの片方を手にとって開くと、
「な、ちょ……えっ!?」
文字が急に輝きだし、ミクを照らしていく。
ほんの数秒で光は消えていき、目が慣れる様になると、文字がしっかり読めるようになった。
そこには、
『全てを初めに戻す能力』
という文ひとつ。
まさか、と呟きながら、わざと髪の淵で指を切り、赤い血が流れてくるのを確認すると、そこに片方の手をかざしてみる。何も考えずに行った行為だった。
(この空間に閉じ込められる、初めに……)
「……嘘」
じゃない。小さな痛みは引いていき、流れた血も消えてしまった。
信じられなかった。指に傷なんて付いていない。消えた…いや、戻ってしまった。
「じゃあ、こっちは……!?」
もう一つの紙に手を伸ばし、勢いよく開くと、そこには。
『初音ミクオ』
「……嘘だ、いやだ、やだ、いやだ……うそ、だぁ……っ」
分かってしまった。直感的に、気付いてしまった。
「私の「大切なもの」はクオ……負ければ、クオが消えてしまう……」
本音を言えば、他人に勝ちを譲って、元の世界に帰ってしまいたかった。
そうすれば、他人の大切なものを奪わなくて済む。そう考えていたからだ。
「あーあ……。そんなの、もう……勝たなきゃ、いけないじゃん。負けちゃ、ダメじゃん……!!」
ミクはその場に座り込んだ。
「……?なにこれ」
足元に何かが置かれている。手に取ると、その切っ先が鈍く光った。
「この短剣……武器、かぁ。……よし、……頑張るかっ」
箱からコインを取り出し、それについていたバンドを両腕、首にはめた。
ミクにもう、迷いなど無かった。
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メッセ、フォローなどなど本当に有難うございます!
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千葉県在住、まだまだ未熟ですがDIVAアーケード厨!
一応女ですww誕生日は4・30!春…ですね…ww
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