「いじめないでよ」って泣いてばかり震えちゃうのも仕方ないのです
孤独を敏感に恐れてる少年の僕を「勇気」は嫌った
対して僕を守ってる 君に理解を求めてさ 自分勝手に泣き出してさ「君は僕をいじめないよね」って言って
「友達になろう」「僕ら2人だけでさ。まだ遊んでいたいよな」そんな僕に悲劇が待ってた
聞こえたんだ声が盛大に脆い心をノックする
「囁き 声 私によこせ それが『約束』だ」なんて
呪いの声が一斉に拒んでいったってノックする 言葉にしない心が突き刺さってまた泣きそう
「君は僕が守る」って森の中の亡霊は僕にこんな『約束』を結びつけた
そして今日も声は責め立てる 流れ込んで僕を溶かしていく 森の呪いで何も言えない孤独な僕を誰もが避けた
「『佐久間ちゃん(あの子)』がいない? どうしたの……」
進んで君が探すと言うから 「森に行くな」とメモ残してさ僕はそっと駆け出した森の中
霧雨の森 行く場所は決まっていた 倒れこむ君のこと抱き寄せて「ゴメンね……」想った
聞こえたんだ声が淡々と望んだ未来見せている
「須賀さん……じゃない、須賀君ごめんね。約束ありがとう」なんて
淡い光の記憶は笑いあった日々を描いていた 「僕がしぃちゃん守るよ」いつか交わした約束
「『約束』だ」と現れたことりおばけに背を向け 僕は君の手を引き駆け出してた
1人ぼっちの魂はいった
「きのうも きょうも おとといも ひろいせかいのめのまえで とざされる過去(ゆめ)をみてた」
「こわいよ」なんて感情も 「おかあさん」なんて呼ぶ声だって
夜光石(これ)で全てを救い出してしまえたなら
芽生えた今日の感情を絞った声でノックして
君に話そう「約束 ずっと守るよ 泣かないよ」って
想いの声は儚くて未来へ進む道なんだ 心を救う心を僕は『勇気』と呼べそう
進み始めた毎日の僕は今日も平凡で 森の中の声はもう聞こえない
<ED:2人の約束>
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