両手じゃ抱えきれない夜空の真ん中で
一際輝くあの星が
大粒の涙でも流してしまいそうな
肌寒く、人肌恋しい静かな夜
舞い降る色とりどりの願いの言葉が
まるで季節外れの雪のように
心に重くのしかかってくる
これは、口から出すはずだった君への想い
飲み込んだその先で
溶ける事の無い冷たい雪は
より強く、心を押し付ける
もしも君がそっと
僕を抱きしめたりしてくれたなら
足を捕まえて動けなくしてしまうほど積もったこんな雪なんて
あっという間に溶かしてしまって
涙になって流れてしまうだろう
だからそんな日が訪れるまで
この雪を大切に
冬の後には春が来ると
きっと来ると信じて
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