なんてはしたない顔
しているんでしょう
鏡に映ったわたし
傷付けても慰めても

気が付けば午前４時
気が付けばあなたいない

気が付けば、気が付けば
全部なくしてた

輪っかにした指向こう側
何が見える？なんて虚言癖

「甘いものが食べたいな。」
独り言。

ベッドの上でマニキュア
溢れたら色付いて鮮やか
それからなみだ。

「オトコなんて、みんな嘘つき」
嘘つき、嘘つき。
引っくり返してそのまま
そのまま

スローなメロディライン
辿る譜面爪先
歌声なんて忘れた筈なのに

気が付けば朝がきて
気が付けばわたしいない

気が付けば、気が付けば
全部なくしてた

塗りたくった画面
全部消えてよ
思い出したくないの
でもね泣けば泣くほど
消えなくて。

気が付いたら、傷だらけ。
起き上がるから起き上がるから
大丈夫、…たぶん。