『さよなら、夏のひかり』




行き先を惑わせる
霧のような 冷たい雨
すれ違う人たちの
傘も皆揺らめく

ひらり舞い散る木の葉 重なり
秋の終わりを描くけど

今でも
君がいた季節を 思い出すよ
きらめく海の 遠い碧に似た
夏の残り香

さよなら
君がいたあの日の 雨の匂い
冬へと向かう風に流されて
まぎれていく



うたた寝の 夢うつつ
君の声 とぎれとぎれ
遠ざかるその背中
見送った 何度も

外の世界は 徐々に色褪せ
冷えて 眠っていくけれど

今でも
君がいた季節の 鮮やかさが
瞳の奥に熱く灼きついて
目がくらむんだ

さよなら
君がいたあの日の 空のひかり
静かに暮れる雲に溶かされて
ほどけていく



選んだ道を行く君が
ただ まぶしい
幸せ 願ってる
願ってるけど

それでも

君がいた季節を 思い出すよ
きらめく星の河の白に似た
夏の残り火

さよなら
君がいたあの夜 願った夢
隣ではしゃぐ君が指差した 流れ星よ




-----(以下、想定ひらがな歌詞)-----




A1
ゆき さきお まど わせる
きり のよな つめたいあめ
すれ ちがう ひと たちの
かさ もみな ゆらめく

B1
ひらり まいちる このは かさなり
あきの おわりお えがくけど

S1
いまでも
きみがいた きせつお おもい だすよ
きらめく うみのとおい あおににた なつののこりが
さよなら
きみがいた あのひの あめの におい
ふゆえと むかうかぜに ながされて まぎれてゆく

A2
うた たねの ゆめ うつつ
きみ のこえ とぎれとぎれ
とお ざかる その せなか
みお くうた なんども

B2
そとの せかいわ じょじょに いろあせ
ひえて ねむうて ゆくけれど

S2
いまでも
きみがいた きせつの あざや かさが
ひとみの おくにあつく やきついて めがくらむんだ
さよなら
きみがいた あのひの そらの ひかり
しずかに くれるくもに とかされて ほどけてゆく

C
えらんだ みちおゆく きみがただ まぶしい
しあわせ ねがあてる ねがあてるけど

S3
それでも
きみがいた きせつお おもい だすよ
きらめく ほしのかわの しろににた なつののこりび
さよなら
きみがいた あのよる ねがあ たゆめ
となりで はしゃぐきみが ゆびさした ながれぼしよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【応募歌詞】 さよなら、夏のひかり

かぎしっぽさんの歌詞募集曲『君がいた(仮)』(https://piapro.jp/t/1jAy)に応募するため書いたものです。

最初に曲を聴いたときに「きみがいた」としか聞こえない部分があって、
どにもそうとしか思えなくなったので、その部分に合わせて歌詞を書きました。
(こういうことよくある気が)

曲のイメージが雨と晩秋という感じだったので、そういう方向で書き始めたのですが、
書き上がったら何か、違うものになっているような……??

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投稿日:2026/10/03 23:51:20

文字数:1,000文字

カテゴリ:歌詞

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