ー翌朝。

ハルト「…………………。」

(隣の席に座る)

シノ「あ、おはよう。ハルト君。」

ハルト「おはよう、ハルでいいよ。」

シノ「え？え………？(,,•﹏•,,)」

ハルト「……………………。」

ーキーンコーンカーンコーン。

ー授業開始後、お昼休み。

シノ「………………。」

ミナ「(シノを上から見下ろし、様子を
伺い微笑む。)林檎、食べたい！貰い！」

シノ「………………。(動じない)」

ミナ「ハルト君がどうしたの？」

シノ「え！！？(我に返る)ハル君がなに！？」

ミナ「（笑）」

シノ「あれ！？林檎がない(´；ω；`)
あれ！？(気づいていなかったらしい)」

ミナ「あんた、(意識)どこ行ってたの？
林檎は私の胃袋だよ（笑）」

シノ「ミナーーーーーーーー(´；ω；`)
私が林檎好きなの知ってるじゃん！
どうして！？
今日の林檎は蜜入りなんだよ！？
どうして？！？！食べたの！！！
ミナ〜(泣きじゃくる)」

ミナ「ハル君のことばっか考えてるから。
（嫉妬）あーあ、私も恋したいなあー。」

シノ「ミーナ、だから恋……恋……。」

⑵2019.8.6 17:50〜18:08

ーPacuz Cafe.〜pancake〜

シノ「(何よ、恋って…)水族館行きたい。
シロクマとペンギンが見たいなぁ。
(脳裏にハルトが浮かぶ)…………！！！」

ミナ「えー！水族館行きたい！
私イルカ見たいー！！！
シノ来週の休み行こうよ！」

シノ「…………。」

ミナ「シノ〜聞いてる？」

シノ「あ！ごめん…。ミナ、やっぱり
恋って何だと思う？
私、全然わからないや。」

ミナ「あんたさ、大好きなクマさんと
あの可愛い可愛いペンギンさんを
誰と見たいと思ったのよ！
少なくとも私じゃなかったじゃんよ！！
その感じ！」

シノ「………。ハル君が頭に
思い浮かんできたんだよぅ…。
ねえ、これってなに？病気？？」

ミナ「wwwww」

ーシノは本気で悩んでいます。初恋です。（笑）お見守りくださいね。w

ミナ「あんた、さすが面白いこと
言うねwまあ、今まで好きな人の話とか
したことなかったもんね（笑）」

シノ「好きな人！？え！？だってさ！
おうち帰ってもさ、宿題やっててもさ、
消しゴム見るたびにハル君思い出し
ちゃって………!!!!変

なんだよ〜ぅ、ミナ〜(涙目)
宿題全然進まないし(泣)」

ミナ「明日さ、ハルト君に
誘ってみたら？

ペンギンが見たいので一緒に水族館
行ってもらえませんか？っね❤︎」

シノ「エエエエェエエェエエェ(ᯅ̈ )」

ミナ「ど直球がいいよん♪」

シノ「どっか行きたい、なんてパパと
ママにしか言った事ないよ〜。」

ミナ「めっちゃ面白い！
じゃ、明日ね！！！シノ！
宿題ちゃんとやるんだよ！！（笑）」

次回予告『大好きなクマさんに会える？』