私はいつも笑っていた
笑顔の仮面を貼りつけた

周りを晴れにしたかった 最初はただそれだけで
周りに嫌われたくない いつからかそうなって

笑った相手に満面の笑みを
怒った相手に苦笑を浮かべ
泣いた相手に微笑みかける
本当に泣きたいのはこっちなのにね


だから私は鏡になった
そのままを映すようにした

笑っている相手に笑った顔を
怒っている相手に怒った顔を
泣いている相手に泣いた顔を
本当の私の気持ちはなんだっけ?


“私”が悲しんでいる 気づいて戸惑う“私”
“私”の名を呼んでみた “私”は振り返らない

代わりに小さく呟いた
この“私”は“私”じゃない

“私”が涙を流した “私”だった誰かが
“私”も泣きたくなった 顔は凍ったままだった

“私”とは一体誰だったか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

Broken mirror

お久しぶりです、数か月ぶりの投稿です。

タイトルの意味は「壊れた鏡」です。
自分の気持ちを隠して笑顔でいるのか。
自分の気持ちを隠して人に合わせるのか。
そんなことでは“自分”が壊れてしまうよ。
歌詞にはそんな意味をこめました。
自分に向かって言い聞かせるような気持ちで
下書きもしないで書いてみました。

閲覧数:150

投稿日:2009/10/01 18:41:10

文字数:341文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました