氷夏_hyouka

心(しん)を避ける熟れた迷いも
青いばかりの夏の残響だ
そうやってきみはぼくを待たせた

ふさいだ記憶知らぬ思いと
凌いだ熱でぬらすアスファルト
いつだって二人気づかぬふりだ

むせ返るような言の葉が
こびりついた感情も嘘にして何も会わないな

いま揺らいだ二人、残像が
凍てつく夏に透過して
この未体験が心を塞いでいた

ただ嘆いた後の残響もベタつく肌を焦がす
黒い陰、夏は確かな氷夏

真を避けて触れぬ思いも
痛いばかりの二人の交錯が
飲み込んだ答え僕らを消した

濁ったセリフ裂ける未来も
繕うことで埋める感傷は
遠ざける二人、声を潜めた

満たされぬような言の葉が
ひねり出した愛情もドブに捨てなにも合わないさ

いま揺らいだ二人、残像が
凍てつく夏に溶け出して
この未体験が心を塞いでいた

ただ嘆いたままの残響 も
嘯ぶく夏に溶けたまま


ああ 憂いた過去の葛藤が
錆び付く夏を追いかけて
この未完成な言葉を紡いできた
ただ嘆いた後の残響が終わりを告げる純情
青い風、夏は確かに氷夏

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

氷夏_歌詞

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投稿日:2023/08/02 12:14:42

文字数:460文字

カテゴリ:歌詞

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