喧噪が去った町に 日が沈む 写真も思い出も全部灰になって

夕色染まった街が ぼやけてく
寂れた公園に 学校 駅のホーム
君がさ 吐いた嘘もその歌も
いつか忘れちゃうからさ
感傷がどうも僕の喉の奥に詰まる
進めないな今日もただ自慰的な歌を描く
叫ぶ 僕を隠すもやもやを 吹き飛ばせるほど
爆ぜる 心にまた任せては 空を穿つような
そんな感覚を僕に

上手く歩けないままで 夜を待つ
都会の雑踏が僕の声を散らして
誰かが 背後からあざけるのも
気付かぬふりをするのだ
空が変わるように君は遠く過ぎて征く
変われない僕はただ地面を這って歌う

叫ぶ うざい枠も肩書も ぶち壊せるほど
捨てた 今日の僕と花束は
やがて空に溶ける


心が痛いのだって君と過ごしていた日々の証明だ
世界を恨んだところで変わりはしないことだって
もう分かってんだ。
「ふざけんな!」ってこんな言葉さえもこの夕景に染まってしまえよ
叫ぶ 僕を笑う憂鬱を
叫ぶ 冷めた日々もあの雲も吹き飛ばせるほど
流る 朝と夜の その先で 淡い君が見えた
そんな感覚があった
日が廻って遠く澄んだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

日廻り 歌詞

閲覧数:154

投稿日:2023/04/03 22:21:16

文字数:477文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました