いつも同じ時間同じ場所で同じ言葉が消え去る
毎朝同じ席でチェックのブックカバーと金の栞
どんな物語が好きなと聞くことさえできなくて
名前も知らない彼女にいつも視線を奪われて
同じ停車場で降りる君の行き先は逆方向
ひき止める言葉は浮かばない
いつも同じこの時間同じこの場所で
すべての言葉が消えてしまう
せめて名前くらいはと洩らす言葉は ああ
毎晩同じ席で水玉リボンのブックカバー
朝と違う本だよねと声をかけるなんて無理
名前も知らない不審者だと気を落とす
君の降りる停車場はきっと僕より後だから
最後に一目追えば絡む視線 惜しい……
いつも同じ時間同じ場所で音にならない言葉が消える
いつも同じ時間同じ場所で君に見惚れ声を失くす
明日こそは明日こそはと逃げている
もどかしい自分が辛い
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