出会いのきっかけは突然で
ある日ガラスを割った白い玉
謝る君は滑稽だ
そんなお伽話みたいな
寝たきり姫の王子様
東に沈む太陽が
庭木の影を伸ばしてく
あとどれだけ経ったら
君は消えてしまうの?
巡り巡る感情が今を忘れないように
ありのままを描いてしまいたいから
この瞬間の私にできる
精一杯の言葉を君に贈るよ
それからの時間は退屈で
好きなテレビも音楽さえも
面白くは思えなくて
まるで色をなくしたような
モノクロ調の夕間暮れ
隙間を抜けた夏風が
私の髪を揺らしてく
君の残り香が今
鼻先を掠めていく
60億分の1をくれた者がいるなら
その頼りを借りなくてもいいように
死ぬまで君を離さないから
精一杯 の力で抱きしめるよ
日向に揺れるフユイチゴの花
これは君と私の未来だ
いつかの夢が叶う時には
一番の宝物を贈るよ
巡り巡る感情が今を忘れないように
ありのままを描いてしまいたいから
この瞬間の私にできる
精一杯の言葉を贈るよ
この声が枯れてしまう前に
伝わればいいな
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想