＜君がいない深刻なエラー
　そんな嘘はぶち破るんだ
　それともただ残虐なホラー？
　強がり顔背けてるんだ
　覗き込んだ一人のミラー
　うつる君は白昼夢だ
　時よ止まれと＞

手を伸ばせば流れ星
差し出してはいけない
近づくほど遠くなる
焼けた額許して

悲しみには足りなくて
涙だけが枯れてる
約束さえ果たせずに
言葉だけが絡まり


ほどけた指をつなぎ直せずにいた
馬鹿みたいに立ち尽くしても
何にも変わらないだけ
空しさかみ締め

やるせない僕のこと
思い出だけが
微笑んでた
なんて誘惑に　とらわれて動けないんだ


＜君がいない深刻なエラー
　そんな嘘が破れないんだ
　それともただ慟哭のカラー？
　弱いふりをしてはないんだ
　迷い込んだ一人のキラー
　僕の心潰してくんだ
　時が流れて＞


消え去るのは幻で
現実だけ離れず
走り出して空回り
飛び越えては行けない

目隠しして安らぎを
朝焼けには慣れない
目の前には境界線
踏み越えてはいけない


途切れた糸をつなぎ直しても無駄
正義なんて意味がないのだろう
誰一人守れないなら
ここにいる意味は？

どうしようもない僕の
思い出だけは
鍵をかけた
君の呼び声も　閉ざされて聞こえないんだ