A
色褪せていくいつかの追憶
何処にも無いと知っても縋りつく
乾いてしまういくつかの記憶
崩れ落ちれば孤独どうしても

B
ここに欠片まだ鮮やかに
ひとり欠片灯ってるのに
やがて欠けて還ってしまう
置いていくの 僕は

サビ
砂煙向こう見てた幻に
恋をしていた虚こぼれても
夢の貴方の淡い微笑みに
愛を捧げた現さようなら

A
惑わせている果ての蜃気楼
触れられないと知っても手を伸ばす
吸い込まれてく誰かの慟哭
瞬きすれば風の静寂に

B
永遠に欠片また巡るから
ひとつ欠片待っているから
まるで満ちていく月のように
時を想う 僕は

サビ
砂に築いた脆い楼閣に
恋を遺して嘘は流れゆく
綺麗な貴方胸に息づいて
愛を囁く幸福となって

サビ
水面の反射映る幻に
寄り添えたならいっそ溺れたい
何も知らない睫毛すりぬけて
黄金に暮れたそれが合言葉

サビ
砂煙向こう消えた楽園に
恋を忘れた絡繰人形
夢の貴方が紡ぐ子守唄
愛を説いては意味のないままに

サビ
砂塵を纏う朧やわらかに
恋をしていた僕の唯ひとつ
夢の貴方が指した終焉へ
愛に彷徨う僕はひとりきり


——ひらがな——
A
いろあせていくいつかのついおく
どこにもないとしってもすがりつく
かわいてしまういくつかのきおく
くずれおちればこどくどおしても

B
ここにかけらまだあざやかに
ひとりかけらともってるのに
やがてかけてかえってしまう
おいていくのぼくわ

サビ
すなけむりむこおみてたまぼろしに
こいをしていたうつろこぼれても
ゆめのあなたのあわいほほえみに
あいをささげたうつつさよおなら

A
まどわせているはてのしんきろお
ふれられないとしってもてをのばす
すいこまれてくだれかのどおこく
まばたきすればかぜのせいじゃくに

B
とわにかけらまためぐるから
ひとつかけらまっているから
まるでみちていくつきのよおに
ときをおもうぼくわ

サビ
すなにきずいたもろいろおかくに
こいをのこしてうそわながれゆく
きれいなあなたむねにいきづいて
あいをささやくこおふくとなって

サビ
みなものはんしゃうつるまぼろしに
よりそえたならいっそおぼれたい
なにもしらないまつげすりぬけて
こがねにくれたそれがあいことば

サビ
すなけむりむこおきえたらくえんに
こいをわすれたからくりにんぎょお
ゆめのあなたがつむぐこもりうた
あいをといてわいみのないままに

サビ
さじんをまとうおぼろやわらかに
こいをしていたぼくのただひとつ
ゆめのあなたがさしたしゅうえんえ
あいにさまようぼくわひとりきり

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

砂渡り【曲:ふみえーる様】

曲:ふみえーる様にお声かけいただいている歌詞です。

砂に消えた楽園、砂漠の幻をテーマにしてみました。

編曲の際の歌詞改変、調整は問題ありません。
また、対応も可能です。

閲覧数:505

投稿日:2022/12/01 15:06:27

文字数:1,082文字

カテゴリ:歌詞

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