黒い羽を拾った
夜に融けて消えた羽は
夢の後も在り続ける

黒い羽を拾った
日の光を嫌がった
今も机の中に眠る

―ねぇ、羽根さん。あなたは何の羽?
―ねぇ、羽根さん。空に帰りたい?

空を飛んで あの太陽に近づけるなら
僕は飛んで どこまで行くだろうか
イカロスのように焼け落ちても


黒い羽を見つけた
どこにでも行けると言う
僕は強くそれを掴んだ

―ねぇ、羽根さん。どこに連れて行ってくれるの?
―ねぇ、羽根さん。僕は、どこに行きたいの?

空を飛んで あの太陽に近づけるなら
僕は飛んで どこまで行くだろうか
イカロスのように焼け落ちても


空を飛んで どこにでも行けるなら
僕は飛んで どこまで行くだろうか
空を飛んで どこにでも行けるとして
僕は飛んで どこに堕ちるだろうか
イカロスのように焼け落ちることなく
人はただ飛べぬことを知る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

天使の羽

翼に頼るようでは、人は飛ぶことなどできない。

閲覧数:56

投稿日:2012/05/22 04:17:40

文字数:377文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました