ぱちり開く ならない目覚まし
冴えぬ僕は 今日もふせる
いちごのように甘酸っぱい気持ちを 抑えてる

こげたパンと ぬるいミルクに
口もつけず 外を見てる
空の見える窓に映った僕が ためいきをつく

考えてる言葉もさ おもうだけで終わっていく
まだ青い空の色もすぐ 夕暮れに染まっていく

なんもしてもないのに ほら ほろほろこぼれていく
混ざる僕の 言葉に溺れちゃいそうだ
こんなはずじゃないのに ああ いちご色に染まる僕を
優しくなでるのは 君じゃなくて春の柔らかな風だけ


君の座る 窓際の席
ちらり見ては 目をそらした
涼しげな横顔 まぶしくなって ためいきをつく

考えてたあいさつも 喉につかえて出てこない
立ち止まって動けないままで 情けない僕だ

なんも言えてないのに ほら ぽろぽろこぼれてくる
溢れる僕の 心が溺れちゃいそうだ
こんなはずじゃないのに ああ 目をそらしたままの僕は
「これでいいや」なんて 自分に嘘ついて 胸が苦しいんだ


こんなままじゃ嫌だから 変わりたいと思ったんだ
たった2文字の言葉を 君に伝えられるように

なんもしないままなんて なんも言えないままなんて
終わりにするよ 歩き出す君を引きとめた
こんな気持ちはひとりでは どうしようもないんだ
振りかえる君と 声が震える僕
春の匂いがした

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

はじめてのきもち

【桃音モモ】はじめてのきもち【オリジナル】の歌詞です。
動画はこちら→http://www.nicovideo.jp/watch/sm26679141

閲覧数:118

投稿日:2015/07/17 21:43:33

文字数:570文字

カテゴリ:歌詞

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