君の音楽なんか無くたって幸せだった
安っぽい「愛」を謳った　人を想った
犬も食わない「恋」だ

最低な日々にはもうこりごりさ
笑って別れようか
ゆっくりと時は流れた
春冷めの合図とまとめた荷物達

君のボタン外れのYシャツ畳んだら
これで終わりか

君の音楽なんか無くたって幸せだった
ハッピーアイスクリーム　「ごめんね」だった
だから許そうか
気弱な君はいつも優しさばっかで愛想尽かしちゃうな
『愛してるよ　oh　baby』少し足りないリリック

「彩られた恋なんか　最初だけだったなぁ」
笑って歩き出せば
ゆったりと頬に髪、風
少し寒くなる　上着を羽織ろうか

まれに差し込む陽気に青空
列車に乗って　街を見る

君の音楽だって嘘塗れなラブソングじゃん
ハッピーエンドロールさ　清々しい　サウンドトラック
絡まったイヤホン　紐ほどき　‘‘あの曲‘‘を聴く
「愛してたぜ　oh　baby」小さく口ずさんだ