聞き間違いか
もう一つドアの音
風か或いは
窓に映っていて気づいてしまった
部屋に入ってたの
足音が止まって

振り返った
あの時の好奇心はもう消えてた
いざ目の前にすると惨状蘇って
次は私なのかな

怖がるにはあまりにも素直で
言うなれば良い子
緊張なんてもうこの部屋には
似合わないほどに
「大きなベッドだね」
「シーッ、起きてきちゃうよ」

装ったのはきっとあなたもで
気づかれないように
繋いだ手も咲いた愛情も
身寄りのない子のフリだ

いつかこのフリが破れて
お互い全部知ったなら
あなたは豹変してしまうだろうか
はたまた姿を消し去って

いつからかできた親指の傷
痛みで目が覚めた

喰らったあなたと目が合う
とすぐさま窓に手をかける
私は咄嗟にあなたを抱きしめた

頰伝う涙二つ
それだけで他に何も要らない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「親指の傷」歌詞

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投稿日:2025/12/03 21:48:37

文字数:360文字

カテゴリ:歌詞

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