何もない部屋には ただオレンジの
ジュース色の陽が転がってた
放り投げたカバンには着古した
服と破れかけの夢があって
見慣れない街の風は冷たくて
どうしてか君の匂いがした
一人になりたいと 身勝手な
願いを叶えたのは僕なのに
壊れたレコードのように何度も
ただ ただ青い空と
俯く君の影が
瞼を焼く
自由の意味も知らず 求め続けて
君の手さえも傷つけ まだ僕は
一人で歩く強さもないまま
夕暮れの青に心を奪われて
見下ろした街の影
一つずつ灯る光
終わりへと近づく夕暮れ
傲慢な僕を許すように
生きる意味も知らず 求め続けて
愛することも 分からないままで
この感情の名前さえ知らずに
立ち尽くしてる 空の青に染まって
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