【A】
見上げた空の色　夢中になって躓いた
昨日までの自分が見たらきっと笑うだろう
積み上げた失敗も　山になれば誇れるかな
一度きりの人生だから試してみなきゃね
 
【B】
いつも通りの景色ばかりじゃ
どうも上手くいかないような気がしてた
一か八かの吊り橋に揺られて
また押し寄せる風に種をばら撒いた
どこかで芽吹きますように
 
【S】
おはようの掛け声で起き上がる花の中
包まれた蕾も顔を出した
空から射す光を手繰り寄せるように

まぶしいと零れる寂しがり屋のくちびる
なぞられた勇気が力をくれた
未来までの道のりを切り拓いていく
 
【A】
見下ろす言葉に　夢中になればぶつかるよ
独りよがりな今はまだ涙を溢すだろう
打ちつけた杭さえ　束になれば誇らしいな
-反英雄-不文律も楽しまなきゃね
 
【B】
いつもと違う景色見つめて
なんか上手く出来るような気がしてた
一期一会で階段を駆け上がり
ふと踏みしめた台がまた押し上げた
かえらず前を向けるように
 
【S】
星空を手にして目を瞑る夢の中
散らばった欠片を迎えに行く
夜道を月明かりが照らしてくれるから

懐かしい揺らいだ白と黒のおもかげ
着飾った勇気は見抜かれていた
染められた彩(イロドリ)を塗り替えていく

【B】
月日降り出した雨に濡れて
風に撒いた種が根をつけた
広がる空を見上げようと
 
【S】
おはようの掛け声で起き上がる花の中
包まれた笑顔が覗いて見えた
空から射す光が照らしてくれた

まぶしいと零した寂しがり屋のくちびる
なぞられた勇気が力をくれた
明日からの道のりを切り拓いていく